■出来ちゃいます…                 平成17年9月29日


アートクレイ純銀粘土の体験講習会を、月に2度くらいやっています。
2時間半で、全くの初心者=初めての人でも、こんな素敵な
リングを作つて、持って帰れます…!
今まで何千人もの方が体験されましたが、出来上がらなかった
のは、ほんの数人です。     まあ、先生の教え方が上手だ
から… と云うのもありますけど…そんなに構える必要はないです。
この作品は、体験用の新しい見本として、先生が作つてこられた
ものです。    それにしても素敵でしょおう、純銀99%ですヨ!


■またまた、バッファロー…               平成17年9月22日


きょうの作品…先日のバッファローの残り革でまたまた、出来ました。
これで3っ目です、約200デシ(2u) くらいありましたから
3っもできれば十分ですよね…3ミリ厚ですが、結構ソフトで、しかも
腰があり、ホント、革らしい革です…!
革好きな人達に見せましたが、感想は皆さん 「ウウーン…」
暫く声が出ないで、触って 「良い革ですねえ〜」 です。
この作品は、嫁入り先が、早くも決まっています…。

                       勇作:バッファローバッグ


■バッファロー・ポシエット…                 平成17年9月3日


 

きょうの作品…先日のバッファローの残り革でできました。
一枚革の端の部分をそのまま利用して、いかにも自然な感じの
ナチュラルなポシエットですね。  ふたを開くと、名刺入れまで
あります。 金具も使わず、他の素材は手縫い糸数センチのみ…
素敵でしょう! やっぱり、革の素材を最大限利用してやるのが
生きていた動物への供養かもしれませんね…

                       勇作:バッファローのポシエット





■革と司馬遼太郎A…                 平成17年9月2日


 

封建制度は、士農工商という身分制度の上に成り立っていました。
しかし実はその下に “非人“ というもう一つの階級が存在したのです。 
”人に非らず“ とは、ひどすぎる…!
司馬さんは云う「奈良朝のとき、仏教の影響から四足獣
の肉を食らうことが国法によって禁じられて以来、日本人の食生活も
体格も貧弱になった。同時にこの国禁は、皮革をつくる人々を差別す
るようになった。貴族の道具を製作する必要上皮革職人は殺生禁止
の国禁から例外とされたが、外されたことが”人“としてもはずされる
結果になり、国禁には仏教という宗教的背景があるため、その差別
は深刻になった。」と…


                    新潮文庫「胡蝶の夢」第四巻 P107



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